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迷子

ゆうべのNHKドラマ「迷子」、期待通りよかった。

他人をなんだか放っておけないという気持は大なり小なり誰にでもあると思う。
姿を消した言葉も通じない正体不明のおばあさんを再び見つけたらどう始末をつけるかというはっきりした考えもないまま、おばあさんに関わった若者たちがあてもなくおばあさんを探し回る。
彼らはなぜか探し回ることを止められない。

結局おばあさんを見つけられなかった若者が夜空を見上げながらおばあさんのことを思う。
一緒に並んで探し歩いた、もう会うことがないかもしれない女性のことを思う。
誰かのことを思うという感情と同時に、それぞれの「孤独」も浮かび上がらせる。

高校生3人組が特によかったな。
どうってことのない会話をしながら、一見すると遊び半分のようにダラダラとおばあさんを探すんだけど、物語が核心に近づくにつれ、トミーの秘密や孤独にキクチがそっと寄り添うところがいい。
あからさまにトミーを気遣っているという態度や言葉には出さないのだけど、冷めた口調ながら真剣に最後までトミーのおばあさん探しに付き合う。

あとあと、ホームレスの斎藤さんがむちゃくちゃ気になる。
あの人には本当に帰るところがないのかもしれない。帰りたくても帰れないのかもしれない。
斎藤さんこそ現代社会の‘迷子’だ。

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