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押し付けちゃいけない


「芸術力」の磨きかた

我が家にもお江を主人公にした小説があったなぁ、ひさしぶりに読もうか、と思いつつ寒い物置で本を探す意気地がない。
かといって一日たりとも本を読まずには暮らせないということで、つなぎに何かを読もうと背表紙の見える本棚をザッと眺めたところ(背表紙の見えない棚もある)こんな本があった。
・・・買った記憶がまるでない。
ほとんど読んだ痕も見当らない真新しい新書。まぁ、読んでみましょうか。

そして読みました。
がっ!しかし、ぜんぜんおもしろくなかったのですよ。
こんなのも久しぶりだ。
リンボウ先生は私にとって印象は悪くない人なんだけど、こんなに自分語りされてもね。
芸術を鑑賞するにあたっての考え方や心構えも、どこか押し付けがましい。
それに中途半端にハウツー本ぽいタイトルや展開なわりに実践的な内容にはなっていないし、始めるきっかけとするには弱い。

誰もがリンボウ先生のように時間もお金も地位もあるわけではないけれど、自分の背丈に合ったやり方で芸術に親しんだ気分になって小さな幸せを味わっているのですよ。
リンボウ先生の日本人のブランド志向や平等教育への辛口の批判はよく理解できる。
そういったものが日本人の芸術力が育ちにくい理由のひとつになっているのもわかる。
でもリンボウ先生が‘芸術’だと思っているものばかりが‘芸術’ではない。
もっと身近なところに確実に芸術は存在して、もっと自然体で芸術的生活を送っている人はたくさんいる。
‘芸術’の枠を決めてしまっているところがそもそもの間違いなのではないかと思った。

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