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玉の壺を想う

書家であり歌人でもある會津八一は新潟市出身で、新潟市内には會津八一記念館があります。
あまり八一には興味がなかったのですが、現在、新収蔵品展が行なわれていてそのポスターを目にすることがあります。
ポスターには十二曲屏風の左隻の写真があり、これがとても魅力的。

八一の読んだ短歌と漢詩を書いたものに画が添えられたものが交互に貼られたいわゆる貼り混ぜ屏風で、その中の漢詩の一つに引き寄せられました。

一片氷
心在
玉壺  (もちろん縦書きです)


どうやら唐の王昌齢の「芙蓉楼送辛漸」の一部のようです。

寒雨連江夜入呉  
平明送客楚山孤
洛陽親友如相問
一片氷心在玉壺

ひんやりと澄んだ玉(ぎょく)の温度が伝わって来そうな詩が、朴訥として力強い八一の書によって書かれています。
八一の手による壺の画は玉の硬さを表現しつつも、雰囲気はほんわか。
八一の書はクセがあり好き嫌いが分かれると言われていますが私は割と好きです。

八一は仏教美術にも造詣が深かった。
今年は平安遷都から1300年ということで様々な催しがありそうですが、新潟でも「奈良の古寺と仏像―會津八一のうたにのせて」が開催されます。
共に会場となる新潟市美術館には中宮寺の国宝・菩薩半跏像が来るということで早くから話題になっています。
仏像界の大物が来県!
これはかなり楽しみです。

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