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ホルテンさんのはじめての冒険



ホルテンさんのはじめての冒険」は、2004年に見た「キッチン・ストーリー」と同じノルウェー出身のベント・ハーメル監督作品。

ノルウェー鉄道のベテラン運転士オッド・ホルテンさんは仕事一筋40年。無遅刻無欠勤。
一人暮らしの生活はすべて仕事中心で、一切時間に狂いのない判で押したような同じ毎日。
そんなホルテンさんも定年を迎えることとなる。
無表情で無口なホルテンさんが定年をどのように感じているのかは感じ取りにくいのだが、平穏理に終わるはずの勤務最終日に遅刻をしてしまう。
それがホルテンさんの人生に変化が起こる最初の一歩となることをホルテンさんはもちろん知るよしもない。
今までの生活リズムとは違う生活を始めたことで、ホルテンさんは思いもよらぬ状況に陥ったり、そこから新しい人との出会いがあったりする。

最初は否応無く巻き込まれている雰囲気であるが、穏やかな表情でそれらの出来事に対応するホルテンさんを見ていると変化を楽しんでいるような気がしてくる。
しかし、ホルテンさんがふと気づくのは「老い」や「死」であり、過去の後悔である。
自分を見つめなおし、新たな人生に向かってホルテンさんはある行動を起こすのだが、無表情・無口のホルテンさんから彼の心情の変化を読み取ることが私には少々難しく、正直、私は「癒される」「勇気をもらえる」「背中を押された」などという前評判のような感想は得られなかった。
ホルテンさんの真面目で実直な性格は好感が持てるが、だからといって他人の家に勝手に入ったりする行動と彼の人間性が私の中でどうしてもつながらない。
ホルテンさん、堅物のような風情でいながら、やることはなかなか大胆だ。
まぁ、そこが「ドラマ」なわけだけど。

ホルテンさんがたびたび足をとめるケーキ工房(?)の情景も何を意味するのかわからなかった。

ここずっと年輩の人が主人公の映画ばかり見てきた。
年輩の人の物語は何だか終りがさびしいのだが、どこか老いのさびしさを感じさせつつも、誰にとってもわかりやすい幸せにホルテンさんが向かうラストにホッとした。

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