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インドのフォークアート展

インドのフォークアート展~ミティラー美術館コレクション~を見に知足美術館へ行って来た。
この美術館は、私が大好きな東海道五十三次のコレクションが目玉なのだが、今まで行った事がなかった。

県庁街の殺風景なビル群の一角に、それはあった。
某企業の社長が趣味と社会貢献を兼ねて経営していると思われる美術館は、小さいがこだわりの感じられる企画展が多い。
今回の企画は、インドのミティラー画やワルリー画をコレクションする世界でも珍しい美術館、十日町市のミティラー美術館の紹介である。
ミティラー美術館は中越地震で被害を受け、長期休館、そして再開してからも、ほぼ家族で運営していることもあって復興はなかなか進まず苦労したようだ。

ミティラーとはかつてインドにあったとされる王国の名前で、3000年も前から女性たちに代々受け継がれてきた壁画である。
身近な植物などから絵の具を作り、家族の幸せや豊穣を祈りながら、自然神やヒンズーの神々の神話や儀礼を描いている。
極細の筆を使って描かれた絵はとても緻密で、相当の根気を要すると思われるが、そこには生活に根ざした強さと明るさが漂い、自然賛歌の想いに溢れている。


ワルリー画は、インドの少数民族・ワルリー族の伝統的絵画で、元々は結婚儀礼画として壁に描かれたものだった。
70年代から紙に、ワルリー族の神話や民話、そして生活が描かれるようになった。
米をすりつぶして作られる絵の具は真っ白で、ベンガラ色のキャンバスいっぱいに、白一色で描かれる絵は、かわいらしい。


ほかにテラコッタの馬・牛・象・女神などがあった。
インドではテラコッタ制作も長い歴史を持ち、素朴ながらも精密な表現がされている。
私の身長をはるかに上回る大きさの馬はとても迫力があった。
顔や飾りはリアルなのに、体は埴輪のようにあっさりした造りのところが、なんともフォークアートらしく、味わいがある。


現在、どの程度、美術館の復興が進んでいるのかわからないが、自然に囲まれた美術館にいつか行けたらいいなぁと思う。


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