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天上の青


天上の青〈上〉
毎年、夏が来ると思い出す小説。
昨日、今年初めてのヘブンリーブルーを花屋さんで見た。
小さくて少し薄い青だったけれど、あの花を見るとなんだかさびしくなる。

一人でひっそりと暮らす中年女と朝顔を口実に近づいてくる若い男。
女の前では優しい顔を見せる男は連続殺人犯で、激情にまかせて小学生の男の子を殺害、そして犯行が発覚してしまう・・・
あまりにキレイ事を並べ立てる女にはほとんど共感を覚えないし、死を覚悟したからといって無感情に人を殺した男の心に本当に変化が生じるものかと疑問も感じつつも、終盤の二人の手紙のやりとりにはひきつけられる。
そして他人の命を奪った人間の命が刑罰という形でまた奪われるという制度に心が重くなるのだ。


白血病の少年が愛した朝顔もヘブンリーブルーだった。



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