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広重の幕末


NHKで浮世絵の番組を放映していた。
国政、春信と来て最後に広重だったのだが、この人も篤姫の時代の人だったんだなぁと今更ながらに思った。

名所絵で人気を博した広重が芸術家としての己と、利益重視の版元の注文をこなす職人としての己との葛藤があったこと。
肉筆画の仕事が入ったことで名所絵を描くことを一度はやめる決心をしたこと。
一度は筆を絶った名所絵だったが、最晩年に「名所江戸百景」を描くことになった裏には変わりゆく江戸への思いがあったこと。

幕末の江戸は開国に揺れ動き、桜の名所が国防のために切り崩されたりした。
広重はそんな生々しい傷跡を描きつつも、江戸の情緒あふれる四季をからりと明るく表現している。
最後の一枚は江戸っこに愛された「両国花火」だったという。
「両国花火」を発行した二ヶ月後に広重はコレラで亡くなっている。
そして、その十年後には江戸の世が終り、明治時代に突入するのだ。


私が持っている画集はこれ↑
色鮮やかなぼかしを多用し、構図も大胆で、少々うるさい印象もあるが年をとって尚、写実より感性で叙情を表現する意欲はすばらしい。

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