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最近読んだ本


平安妖異伝

道長の冒険―平安妖異伝
このところブログの更新が遅れ気味。これらは先々週に読んでいたもので、正直当時の感想をもう忘れている。

最初の「平安妖異伝」。
新聞の文庫新刊の広告に掲載された「道長の冒険」を読む前に読んでみた。平岩弓枝といえば「御宿かわせみ」しか知らなかったので、こんな物の怪が登場する物語は意外だった。
読む前からイメージは、夢枕獏の「陰陽師」に似てる?というもの。
読んでみて、やはりその感じは強まる。貴人と不思議な力を持つ者のコンビが平安京に起きる不思議な事件を解決するということ。このコンビについて解説者が「ホームズとワトソンのようだ」と語っていること。音楽が大きく関わってくること。というようについつい「陰陽師」と比べてしまう。
「陰陽師」の方が生々しく、闇が深い。
「平安~」の方はファンタジー色が強い。

この‘ファンタジー’色がさらに強まって、完全に御伽噺と化しているのが次の「道長の冒険」。
前作は短編集だったが、これは長編で、道長が友と平安京を救うために異国に渡り、様々な出会いを経て敵・無明王と対峙する。
無明王によって凍てついた国々を通る過程でその国の民や時には精霊を助け、その礼に宝(これが旅の助けとなる)を頂いたり、神のご加護といえる出来事に幾度と出会ったりと、ベタな展開ながら先を読みたくなるのは作者の力量だな。
物語そのものはそれなりにおもしろいが、私はあまりに完璧すぎる道長の人間性に少し飽きが来た。
解説によれば、モーツァルトの「魔笛」を意識して書かれたとのことだから、そちらの内容も知っているとまた楽しめるのかもしれない。

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