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華麗なるインド展へ

新潟市新津美術館で「華麗なるインド インドの細密画と染織の美」を見てきた。
山に近い美術館では時々雨が降り肌寒いが、雨は赤や黄色に染まる木々をしっとりと美しく見せ、足元の落ち葉の種類を数えつつ周囲の景色も楽しんだ。

仏教経典の挿絵から始まったというインドのミニアチュール絵画(細密画)は、王朝貴族が富を惜しげもなくつぎ込んでお抱え絵師たちに描かせたもの。貴族の生活や神々の物語などが異常なまでの細かさで描かれている。たくさんの色を使った鮮やかな色彩はとてもインドらしくて美しい。
もっと素朴でプリミティブな絵画をイメージしていたが意外と洗練されており、特にムガール時代はヨーロッパの影響を感じさせる実写的で端正な肖像画が見られ感心した。素描も結構な数が出展されていて、これを見ると技術の確かさがよくわかる。肩から腕、胸から腰の絶妙な曲線美はどの絵を見ても狂いなく描かれすでに様式美の域。まるでコンパスか分度器でも使って描いているかのようで、さすがは数学脳の国だと唸った。
写真で見るとつぶれてわからないが、衣類やアクセサリーなどの装飾や背景の植物など色の上にさらに細かい線や点が重ねられていて立体的にさえ見える。これはぜひ実物を見てほしい。

ふたつある展示室のうちのひとつは布。とにかく布、布、布。
かつてインドは染織の先進国だった。今ではインド綿というとチープな印象があるが、そんなイメージを吹き飛ばす高度な技術を駆使したすばらしいものばかり。木版捺染でよくもまぁこんなに細かい柄が染められたものだと感動。気が遠くなるくらいの時間がかかっただろうと思われる繊細な織物にまた感動。
現在ならコンピューターでデザインしてデジタルプリントで簡単に似たようなものは作れるかもしれない。でも同じ技法で作ろうとしたら数百万円かかるのではないか。そもそも技術者がいるのだろうか。あまりに複雑で技法がわからない絞りもあるそうだ。

ついでにお隣の古津八幡山・弥生の丘展示館を見学。現在発掘中の八幡山古墳の様子がつい先日マスコミに公表されたばかり。そういえば、まだ新潟市と新津市が合併していない頃、友人とあの辺りを散策したことがあった。お互いに歴史好きなので古墳、古墳と大盛り上がりした記憶がある。
新潟県内はけっこうたくさん小さな古墳があるらしい。以前話題になった胎内の城の山古墳なんて田んぼの中にあって杉が生えてる。あの辺り不自然に盛り上がってるなと思ったら古墳だったということは多い。

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秋から冬へ

121113
近所の庭でも木々の紅葉が見られる季節。秋の終わりを感じる日々。
緑色ばかりの中に一枝だけ赤みの交じる南天が。実もオレンジ色がかって珍しい。

明日は寒気が入って山の方は雪が降るかもしれないとのこと。
冬近し。


ジパング展

県立万代島美術館で開催中の「ジパング展」を見てきた。

2009年に県立近代美術館で開催された「ネオテニー・ジャパン」と同傾向。日本現代美術の若手トップアーティストが勢ぞろいしている。ネオテニーと出品者は何人か同じだが今回も濃密な中身。30代が中心になっておりネオテニーよりさらに若い世代の割合が高い。

印象的だったのが‘伝統回帰’と言うべき日本の伝統的文化と最新技術の融合。
わかりやすいところで山口晃。大和絵、絵巻物、洛中洛外屏風、昭和レトロ、これらをイメージさせる絵柄が混ざり合い、よく見ると現代の文化であるBSアンテナまで登場する。武士が跨る馬は頭は生きた馬だが下半身はバイク。絵巻物風でありながら画材は油彩だ。逆に日本画の技法で従来の日本画ではありえないような過激なテーマを描く町田久美。美術雑誌に‘超絶技法’と書かれた微細な線を積み重ねて描く池田学も戦国時代のようでいて昭和レトロも同時にあり、どこか近未来的でもある。
チームラボの映像作品は外国人にウケそうな内容。墨で線が描かれ立体的に回転しながら木となり、そこに梅のような花が咲き緑が芽生え、鳥や蝶が集う。これが日本の美意識だといわんばかりの美しさ。

表現方法としては万人受けすると思えない作品も多いが、優れた技術を持つアーティストばかりなので見応えがある。もうもうお腹がいっぱいになる。最後の方に会田誠の脱力系作品があるところがまたスゴイ。というかあの人はもっとスゴイ作品があるのに‘おにぎり仮面’を持ってきてしまったところがね、やってくれるわ。見て見ぬふりをして通り過ぎるおじさんとか、ちら見して通り過ぎる郵便配達員に吹いた(笑)

それにしても‘戦っている’作品が多いのも印象的。やっぱり戦っているのか現代人。

清水園へ


いきなりボケボケ写真ですが、紅葉美しい新発田の清水園へ行ってきました。

メインは紅葉ではなく「紅葉ノコロ」(もみじのころ)というイベントです。
新発田市内でお店を営んでいたり何かしら活動している方々が集まってのフリマ形式のイベントでした。新発田市内の方ばかりでなく県内の他の地域や県外からも参加しています。
雨天だったらどうなるのかな?と心配していましたが清水園内の建物、書院・休憩所・米蔵(食堂)を使っていたので心配いらず。それでも雨が降らなくて傘を持ち歩かずに済んだのでよかったです。武家屋敷石黒家でもワークショップが開催されたみたい。
書院は服飾、陶芸が主。村上のお茶屋さん・冨士美園さんも出店していました。米蔵は主に手作り雑貨。休憩所は食品。そして米蔵と休憩所のある建物の軒先には古道具と、けっこうな規模です。喫茶室も開店しています。
明日もあるので土曜日の明日の方が混むかな。今日はゆったり見れました。大抵のイベントは土日にやるから平日に設定していただけるのはアリガタイですね。

好きなお店がいくつか出ていたのでそこを中心に見て後はちょっとした紅葉狩り。庭園散策です。
まだまだ赤色は少ないし、雲の多いお天気で紅葉はあまり映えませんでしたが、秋枯れの日本庭園はやっぱり美しかったです。清水園の紅葉はこれからが本番。ライトアップもあるようで今日はその設置中でした。紅葉の規模は小さいですが清水園は結構穴場かも、です。

本日の買い物はというと、新発田の丸村さんからデッドストックの昭和四十年代のお皿数枚、GURIさんの米粉シフォン、そしてイベントとは関係ない(?)店のお麩を買ってきました。このお麩は油で揚げてあるもので通常のお麩と違って水戻しせず熱していない煮汁から煮るそうです。どうやって食べようかなーと楽しみに考えています。

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