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10月のイベント

10月って好きです。寒くも暑くもないから。
太陽もまだ強さがあって、歩き回るのにはもってこいの季節。

そんなこんなで世の中イベントも多いのです。
とりあえず7日の「新津あおぞら市場」と14日の「三条マルシェ」は行きたい。
新津の方は一箱古本市もあるらしいです。三条は毎月のように開催されてますが、たしか10月は規模が大きい。ついでに東別院も行ってみたい。運よく休みもとれたしこれは10月一番期待のイベント。
13・14日は古町も「古町どんどん」ですね。新発田の「テラ市」もこの2日間かな。
フリマ花盛りですね。よいお天気に期待です。

あとは「ジパング展」と「若冲・応挙の至宝」は10月にできるだけ行きたい。11月は11月で他に見たいものもあるので。月曜休みが2回あるのが惜しい10月。
それにしても「水と土の芸術祭」にいつまでたってもたどり着かない。

行かないけど、気になったイベントをいくつか。
●浜メグリ 秋の浜展2012  10月6日(土)~10月14日(日)
角田浜・越前浜エリア在住のアーティストたちの工房作品を見て回れるアート・イベント。
●NIIGATA Sweets FESTA 2012  10月6日(土)~10月8日(月・祝)
新潟ふるさと村で開催のスイーツ販売イベント。
●鉄道関連イベント 10月13日(土)、10月21日(日)
毎年忘れちゃうけど一度は行きたい「JR貨物 東新潟機関区 一般公開」。来年こそ。
今年は他にも会場があって規模が大きいかも。

イベントカレンダー
http://www.nvcb.or.jp/tanoshimu/eventcalendar.html#month10

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Catrin Arno

catrinarno1
ドイツ人アーティスト。
ありがちっちゃーありがちな感じではあるものの、適度に毒気やシュールさがありつつ美しいので好きです。

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象徴派 夢幻美の使徒たち

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ひさしぶりに長岡の県立近代美術館へ。
ホント何年ぶりだろ。バス料金上がった?

この秋は私にとって展覧会の当たり年。
バーン=ジョーンズを見て以降、ほかの世紀末画家の作品も見たいなぁと家にある画集を眺めながらぼーっとしていたらまた新聞広告を見つけちゃいました。
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このポスターと同じ写真を見た時はひとりで大興奮。モローとルドンじゃないですか。
そこで詳しい情報を調べたところ他にもクノップフ、ムンク、ピアズリー、アンソール、クリンガー、ドレなどヨダレの垂れそうなラインナップ。
これは行くしかありません。

いわゆる巨匠作品があるわけではないし暑さもあってか美術館はガラガラでゆっくり見ることができました。
象徴派という用語は知ってるものの、あまりその中身に興味がなく今まではザックリと「世紀末美術」として捉えてきました。
リアリズム路線の印象派に対する反リアリズム路線の象徴派であるようですが、人間の深層心理の観念的かつ幻想的な解釈と表現、神話・伝説・聖書といったものから題材をとった物語性、デカダンス、死といった、個人的に魅力を感じる要素が強いのです。
そしてたまたま強く心をひかれる画家にベルギー出身、もしくはベルギーの二十人会に関わった画家が多く「世紀末美術」=「ベルギー美術」の印象があります。
今回は一枚きりでしたがヌンク、トーロップを見ることができて嬉しかった。
トーロップがカトリックに改宗した後、あのぐるぐるをやめて普通の絵を描くようになったというのは意外な話でした。

ムンクがすごい迫力だったとか、あの細かいドレの「神曲」が木版なのにビックリ(ドレのサインの他に彫師のサインもあったがとにかく彫師の技がスゴイと思う)とか、モロー作品は予想通り少なかったとか、まぁいろいろと感想はあるけど、とにかくとにかく感動したのはルドン。
なんだあの岐阜県美術館のコレクション数は。うらやましいじゃないか。
ルドンは目玉や頭部が空中に浮かんでいる版画や木炭画のイメージがあって、幻想的なパステル画や油彩はあまり興味がなかったのです。
ところが今回初めて(?)ナマの油彩を見たらあまりの美しさに一気に心を持って行かれました。
やっぱり本ではダメなのです。本物を見なくては。
ルドンは長年発表してきた「黒」の作品を離れ、晩年になってようやく輝くような色鮮やかな作品を生み出すようになるのですが、類まれなる色彩感覚を持っていた人だと思います。
たくさんの強い色を使っているにも関わらず調和がとれていて、どの色をとっても美しい。
特に青色の美しさと、他の色を引き立てる効果的な白と黒の使い方に心惹かれました。
黒の時代の作品もやはり本物は違うと感じました。
とても繊細なのに、目に見えない世界を表現しようとする強い意志のようなものがありました。

前期(9月)と後期(10月)があって作品の入れ替えもあるようで後期も気になるところ。
今展示されているルドン作品の多くは後期は展示されないので興味のある方は早めにどうぞ。

夏の思い出

子供のころの夏の思い出といえばたくさんあるが、誰とどこへ出かけたとか夏ならではのイベントよりも今はもうない古い生家での思い出の方が鮮明で生々しい。

昼下がり、風通しのいい座敷の畳の上で寝転びまどろんでいると小さく畳を踏む音がする。
細く目を開けると外から帰ってきた飼い猫が台所に向かって歩いていく。
お昼を食べるのかなと思いながらまた目を閉じる。その時の肌にぺたりとつく畳の感触。
妹と祖母はすぐ眠ってしまうが、私はあまり眠れない。
つまらないから寝転んだまま座敷の真中にあったテーブルの足の角を触ったり、天板の裏側を触ったりする。
テーブルの下から隣の仏間が見える。蝉の声。

夕方、まだ暑さの残る時間、私はピアノを弾いている。
湿り気を帯びた風が吹き込んできたと思ううちにあたりが急激に暗くなってくる。
あっという間に強い雨になった。
すぐ止むとわかるから窓は閉めない。
縁側から、時には玄関口から土の色が変わっていくのを眺める。
雨粒が大きいからバタバタと音が大きい。
風で髪の毛が泳ぎ、肌がひんやりして気持ちいい。
そのうち雨が止み蝉がまた鳴き始める。
あたりは先ほどより夕方めいた色をしている。

庭のオシロイバナの花の蜜を吸うこと、ホウセンカの種を弾けさせること、マツバボタンの細かい種を触ることが楽しみだった。
庭でもクワガタが捕れたこと。
朝顔のつぼみのねじれが好きだったこと。
水を撒くために祖母が毎日井戸から水を汲み上げていたこと。
水やりが私の夏の仕事で、祖母が汲み上げた井戸水をジョウロに移して植木に水をやり最後に敷石や三和土に水を撒いたこと。
庭には毎年同じような花が咲いていた。トサカケイトウが気持ち悪かった。

プールから帰ると親の本棚から本を出して読んでいたこと。
いつも本棚に寄りかかって読んでいた。古い本の匂いと引き戸のガラスの音、ガラスに移る光と影。

雨が降ると不思議といろんなことを思い出す。
嬉しいような哀しいような、なつかしい夏の思い出。


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