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今年買った本

夢十夜を十夜で (はとり文庫 3)明治開化  安吾捕物帖 (角川文庫)続 明治開化 安吾捕物帖 (角川文庫)裸のランチ (河出文庫)陰陽師 天鼓ノ巻 (文春文庫)天地明察(上) (角川文庫)天地明察(下) (角川文庫)見仏記5 ゴールデンガイド篇 (角川文庫)見仏記6 ぶらり旅篇 (角川文庫)
もっと読んだけど買ったのは少ないですね。もう置き場がなくてあふれてますから。
古書も購入してます。アレ、どこに片づけたかな。
とりあえず片づけがてら記録を。

「見仏記」は家にあるやつを読んでて‘そーいや最近買ってないかも’と調べたら二冊も買ってませんでした。それで即購入。相変わらずおもしろい。お二人の自由度がいい意味で増しているところがスバラシイ。
「天地明察」はおもしろいと言えばおもしろいのだけど構成があちこち微妙。そもそも上下巻に分ける必要が感じられない。まぁこれは最近の傾向だから仕方ないけど不満。着想はいいよねー。新鮮。
安吾は前から読みたかったのにずーっと忘れてて。最初はいろいろ無理があるけど途中からノッてきます。やっぱこの人、文章巧みです。ただ、いてもいなくてもいい登場人物が多過ぎ。脇役が超個性的なのにそれが生きていない。逆に主人公は頭脳明晰で紳士だけど無個性。横溝正史のように広く読まれていないのもこれでは仕方ない。推理小説としてはよく出来ているのでもったいない。

「夢十夜を十夜で」はスゴかった!たった十回ちょっとの大学の講義を再現したもので、大学ってこんなにハイレベルなことしてたっけ?と思うくらい深い分析と解釈がされてます。最初の講義は読んでもちんぷんかんぷん。おそらく生徒たちも同様だったのだと思うのだけど(実際、二回目の講義では生徒の数が激減する)、回を追うごとに先生の意図を理解し先生の想像を超えた成長をしていくのです。学ぶことを知り、そのおもしろさに目覚めることってすばらしいなーと感動させられる。こういう授業受けたかったなー。これを読むともう一度学生にもどって勉強し直したくなります。

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最近の立ち読み


カルピス社員のとっておきレシピ

カルピス大好き!という人はたくさんいるよね。
私もカルピス大好き~。
水玉模様もかわいい。
それでも調味料としてカルピスを使うという発想はなかったなぁ。

この本はドリンク、メインディッシュ、デザートと幅広いレシピ紹介に加えて、カルピス社の社員食堂について、乳酸菌の知識、そしてカルピス誕生話、歴代カルピスなど軽い読み物としても楽しめます。

マイ仏教


マイ仏教 (新潮新書)

新書がカジュアル化しフレンドリーになりつつあるといっても、みうらさんが新書に登場するようになったとはなぁ。
みうらさんも大人になっちゃったな。

たしかにいつもマジメに語っているみうらさんがさらに大マジメにみうらさんなりの仏教論を語っている。
学者とは違って専門的なことはわずかに留め、仏像に魅せられ仏教の世界に足を踏み込んだ少年時代から始まって、どう自分の心と向き合ってどう生きるかというところまで仏教を通じてアドバイスしている。
ただし、そこはみうらさん。みうら語録が満載!
「後ろメタファー」「比較三原則」「グレイト余生」・・・目次を見るだけですでに楽しい。
普通に文章うまいし。
なにげに良書だと思う。

読んだ本

もう新鮮な感動は去っていったので、まとめて~。


玉子ふわふわ (ちくま文庫)
南桂子さんの絵にひかれて購入。
‘玉子’と‘ふわふわ’の間が空いているのがミソ。


オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫)
このテの本はあまり読まないのにムショーに読みたくなって買った!
んで、能町さんの本、ほかにも読んでみたくなった。


陰陽師―鉄輪(かなわ) (文春文庫)
絵物語シリーズ第三弾。
シリーズ全部持っていて前々から村上豊さんの味のある絵は好きなのだが、今回初めてすごい画家さんだと感動した。
夜の表現がすばらしい。闇が奥深くなった。
ところで、このお話どこかで読んだことがーと思ったら付喪神ノ巻に収録されていたものらしいので、今あらためて付喪神ノ巻やら他の巻を読んでいるところ。
陰陽師は初期の方がおもしろかったと思う日々。

天皇家の祖先?


龍の文明・太陽の文明 (PHP新書)

学生時代は歴史学が専門だったので歴史書は興味の向くものばかりそれなりに読んだ。
ここ10年ほどその手の本は読まなくなってしまい最近の学説はさっぱりわからない。
うーむ。こんな説もあるのか・・・

これも買ってから長年放置していた新書。
日本人のルーツの一部や天皇家のルーツに大胆に切り込んでますな。
私は想像してちょっとワクワクしたりもしたのだけど、反感も大きいだろうな、これは。
さらには最後の最後で環境問題やアジア問題にまで触れてしまって本筋から完全に脱線。
歴史書なのか文明論なのか、あれー?と思って著者経歴を見ると理学博士だって。
それにしても、この人の文章苦手。
一頁中で3回同じことを言うのにはウンザリ。

貯貝器はすごいなー。
中国の青銅器文化おそるべし。
部分拡大した写真見たい。

乱紋

乱紋〈上〉 (文春文庫)乱紋〈下〉 (文春文庫)
読んでから1ヶ月以上も空いてしまったが、江姫の小説で自宅にあった本というのがこれである。
私のは古くて、今出ているのは新装版。今の方がゴージャス。
家にもともとあった本は叔母が持っていってしまって、今あるのは後で買い直したもの。
初版が79年だけど、最初にあったのが初版だったかどとうかは今となってはわからない。
読んだのは小学生の頃か、中学生の頃か?
小学生でこれを読んだならなかなか早熟(笑)
母が永井路子さんの本を数冊持っていた記憶があるのに今は一冊もないところをみると、全部叔母が持っていったままかもしれない。

大人になってから買い直しただけあって好きな本。
大河ドラマのウソくささにうんざりしてすでに見るのをやめてしまった私としては、この本の方がまだリアリティを感じる。
何より浅野三姉妹が仲が良くないというところがいい。
姉妹で苦労を分かち合い助け合って生きてきた、などという美談はどこにもない。
美しく勝気で高慢な姉達の下にあって、美貌に恵まれなかったばかりか口も動作も重く自分の考えを口にすることが一切ない‘おごう’。
あまりの要領の悪さに侍女のおちかがやきもきしたりヒヤヒヤする場面も多く、長年尽くしてきたおちかでさえ、おごうの本音を知ることはない。
物語の大部分がおちかの目線で語られ、読者でさえおごうの本音を知ることはできないのだ。ここがミソ。
何度も読みたくなってしまう理由のひとつがここではないかと私は思っている。
一見運命に抗うすべを知らず流されるばかりの人物に見えるが、無為のままにのしあがっていくおごうを姉のお茶々は次第に脅威と感じるようになる。
姉妹の幸せを願うこともなく互いの勝ち負けばかりに必死になる姉妹の生き方(おごうは違うのかもしれないが)は不快に感じる人もいるかもしれない。
でも自分と婚家を守るために姉妹を欺き利用し続けるお初のたくましさが私はけっこう好きだ。

娘時代をおごうへの奉公に捧げ、女の幸せを逃してきた侍女おちかの女性としての葛藤が繰り返し描かれる。
女性らしい嫉妬や皮肉も満載でいかにも女性作家の作品らしい作品であるが、品がいいのでそう嫌味ではない。
徳川家におごうが嫁いでからの物語が少し急ぎすぎているように感じるのが少しもったいない。
もっと長い物語でもよかった。

押し付けちゃいけない


「芸術力」の磨きかた

我が家にもお江を主人公にした小説があったなぁ、ひさしぶりに読もうか、と思いつつ寒い物置で本を探す意気地がない。
かといって一日たりとも本を読まずには暮らせないということで、つなぎに何かを読もうと背表紙の見える本棚をザッと眺めたところ(背表紙の見えない棚もある)こんな本があった。
・・・買った記憶がまるでない。
ほとんど読んだ痕も見当らない真新しい新書。まぁ、読んでみましょうか。

そして読みました。
がっ!しかし、ぜんぜんおもしろくなかったのですよ。
こんなのも久しぶりだ。
リンボウ先生は私にとって印象は悪くない人なんだけど、こんなに自分語りされてもね。
芸術を鑑賞するにあたっての考え方や心構えも、どこか押し付けがましい。
それに中途半端にハウツー本ぽいタイトルや展開なわりに実践的な内容にはなっていないし、始めるきっかけとするには弱い。

誰もがリンボウ先生のように時間もお金も地位もあるわけではないけれど、自分の背丈に合ったやり方で芸術に親しんだ気分になって小さな幸せを味わっているのですよ。
リンボウ先生の日本人のブランド志向や平等教育への辛口の批判はよく理解できる。
そういったものが日本人の芸術力が育ちにくい理由のひとつになっているのもわかる。
でもリンボウ先生が‘芸術’だと思っているものばかりが‘芸術’ではない。
もっと身近なところに確実に芸術は存在して、もっと自然体で芸術的生活を送っている人はたくさんいる。
‘芸術’の枠を決めてしまっているところがそもそもの間違いなのではないかと思った。

北風のうしろの国


北風のうしろの国 (ハヤカワ文庫 FT ハヤカワ名作セレクション)

多忙につき記録のみ。

またジョージ・マクドナルド。
子供向けで‘死’を取り扱った物語。
通り一遍の道徳的なことを伝えたいだけの物語ではないはず。
う~ん、子供に感想を聞いてみたい。

挿絵はアーサー・ヒューズ。
ラファエル前派に分類されているヒューズと同一人物?
表紙はまた違う人の絵だったりする。

ファンタステス


ファンタステス―成年男女のための妖精物語 (ちくま文庫)

ジョージ・マクドナルドの「ファンタステス」。
「リリス」が愛読書のため同じ作者のこの作品もそのうちと思っていて、いざ読もうと思ったら絶版。
古本を買った。
「リリス」よりは薄いし年内になんとか読み終わろうと頑張り今日読み終わったけど、意味がわからなくて途中何度も読み返したなぁ。

「リリス」同様、主人公の青年が異世界に迷い込み冒険をするというストーリー展開なのだが、「リリス」のようには物語の世界に入り込めなかったのが残念。
もっと気持にゆとりのある時にリトライだ。

挿絵はいっさいなく、表紙の装画がリチャード・ドイル。
妖精画で有名。
「ファンタステス」のためにもともと描かれた絵ではなくて、この文庫用にイメージの近い絵を引用しただけだろう。
ジョージ・マクドナルドと同時代だとわかっての使用なら心憎い。

ペガーナの神々


ペガーナの神々 (ハヤカワ文庫 FT 5)

年の瀬も押し詰まって来て多忙につきサクッと。

挿絵がSidney Herbert Simeということで気になっていたものの‘ファンタジー面倒くさいなぁ’と敬遠していた本。
読んでみたらそれなりに楽しめた。
これも20世紀初頭に書かれたファンタジーの古典。
要はペガーナという世界の創世記。

<宿命>と<偶然>が賭けをして勝った方がマアナ=ユウド=スウシャイという者(?)に神々を創らせた。
マアナ=ユウド=スウシャイがまどろんでいる間に神々が世界を創っていく。
ただし、この世界はマアナ=ユウド=スウシャイが目覚めると無くなってしまうのだ。
マアナ=ユウド=スウシャイの目覚めがいつ訪れるとも知れぬ中、神々の遊びが続く。
それは自分達が創り出した小さな人間達を翻弄する時として残酷な遊びであった・・・

sime
webではサイムと発音されていて、この本ではシームと書かれている。
なかなかおもしろい絵を描く人。
画集は古書でしか入手できなさそう。

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